各種事業
各種事業について
技能推進事業
厚生労働大臣認定、国家資格である畳製作技能士
1級・2級畳技能士資格取得の推奨
製作手本となるDVDの供給や隔年に開かれる技能グランプリ等を通じて、積極的に技能推進を行っています。近年の畳には様々な素材が使われるようになりました。確かな製作技術はもちろん、正しい「畳」の知識が畳店に必要とされています。先人たちの築いてきた畳の歴史と伝統をリスペクトし、海外の皆様が憧れる「和空間」「日本の美」に相応しい仕事の出来る技能士が育つよう努めてまいります。
伝統技能の継承
文化財保護法では、「文化財の保存技術」のうち、保存の措置を講ずる必要のあるものを「選定保存技術」として84件選定しています。2020年12月には、国の選定保存技術のうち「畳製作」を含む17件の「伝統建築工匠の技:木造建造物を受け継ぐための伝統技術」が初のユネスコ無形文化遺産への登録となりました。
このように世界的に認められた「日本の畳」は、先人の築き上げた大切な遺産であり、私たちはこれを保存して後世に伝えていく重大な責務があります。
伝統技法の手縫いで製作する有職畳等、特殊な畳製作技能を次世代に伝えられよう、講習会の開催等に取り組んで行きます。
品質管理事業
お客様が安心できる畳の供給と品質表示。
畳店の健全経営を目的として昭和53年から品質管理事業が始まりました。
この事業は全日畳の品質管理責任者制度であります。
この制度もお客様の安心・安全を強く求める声に即応するため、この度グレードアップいたしました。
平成18年度より(財)日本規格協会と全日畳の主催による畳専門の3日間のセミナーを立ち上げました。
また、品質管理責任者セミナー修了後5年目で品質管理責任者資格更新セミナー(旧)を開催し、資格者としての知識等を確認・更新しています。
現在、3日間の受講と試験をクリアーした新しい品質管理責任者が大勢誕生いたしております。
安心安全の証、「品質管理責任者セミナー修了証」と「品質表示」をご確認下さい。
品質表示書
品質規格表示
稲わら畳床・稲わらサンド畳床
建材畳床
品質規格表示(加工)
保険事業
これまで畳に関しましては畳が原因での事故の報告は聞いておりませんが、平成7年7月にPL法(製造物責任法)が施工されました。
それを機に万が一のために畳総合保険を立ち上げました。
保険はPL保険・施設賠償責任保険・受託者賠償責任保険の3つから出来ております。
(この保険加入者は2,000店余であります。組合員全店加盟ではありませんのでその点ご了承願います。)
広報事業
チラシ・ポスターなどを活用し適時、組合員を通じて広報いたしております。
季節的な情報など適時、このホームページに掲載し組合員を通じてお知らせ申し上げます。